|
須崎市の市街地から車で国道197号を新荘川(しんじょうがわ)に沿って宇和島方面に約40分ほど進むと四万
十川源流点への入り口、高岡郡東津野村船戸に到着します。国道沿いの右手に「四万十川源流点まで7km」を示
す標識板があり、ここが四万十川の源流点のある不入山(いらずやま)への入り口です。不入山はその名にふさ
わしく、人の侵入を拒むかのように、緑の木々に覆われ、ブナやヒノキ、コウヤマなどの原生林が残されていま
す。
所々に掲げられている「源流点」と書かれた木の道しるべを頼りに源流点を目指します。しばらく行くと不入
山の全貌を望むことができます。国道から約11q約30分のところに四万十川源流の石碑が立っています。源流の
碑の右横に源流点へと奥に続く小径があります。ここからは徒歩で奥へと進みます。川のせせらぎと聞きなれな
い鳥たちのさえずりの中、源流点と書かれた道しるべに従って歩きます。ゴツゴツした周りの岩々から水がした
たり、苔むす岩やシダ、倒木、湧き水の小さな流れを越えながら20分ほど山道を登ると、やっと源流点を標した
白い標識が目に入ります。四万十川の源流点です。
生い茂った樹林の中、苔に覆われた岩肌の上に、石清水がしみ出し、ひとつになって流れをつくります。透明
に澄みきった清水が絶えまなく湧き、ゴツゴツとした岩の間を流れはじめます。
この小さな流れが、日本最後の清流四万十川の源です。清流の奏でる音が、ひっそりと静まりかえった原生林
や渓谷に神秘的に響き、大自然の息吹を感じさせてくれます。
【メモ】 源流の碑までの道は砂利道ですが、普通車でも十分登れます。源流の碑から源流点までの道は、若干
地面のゆるい部分や、簡単な岩場を登るため、底のしっかりした運動靴が安心です。革靴、ヒールのあ
る靴は避けた方が賢明です。
源流点までの山道は少々きつい傾斜部分があり、体力も消耗します。荷物は少なめが賢明です。道中
に自販機などは全くありません。前もって船戸のコンビニエンスストアで購入してください。源流の水
はおいしくいただけ、コーヒーを入れるのに使うと一段とおいしいです。ペットボトルを持っていくと
なにかと便利です。
【イベント】四万十源流点ドキドキ体験村
|